オルケストル・アヴァン=ギャルド 、始動。

オリジナル楽器の若きスペシャリストがここに集結!

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 これまで「マヨラ・カナームス東京」と共演を重ね、宗教合唱曲の演奏に高い評価を受けてきたオーケストラが発展的に組織された、若い世代によるプロフェッショナルのオリジナル楽器オーケストラ。音楽監督・指揮の渡辺祐介、コンサート・ミストレスの荒木優子、首席オーボエ奏者 三宮正満、首席チェロ奏者 山本徹ら日本の古楽界の第一線で活躍する若手実力派を擁する。

 

 ベートーヴェンの生きた当時の「前衛」を現代に鮮やかに伝えるべく、2019年にベートーヴェンの交響曲・協奏曲の全曲演奏シリーズを開始。第1回は小倉貴久子氏をソリストに迎え、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と交響曲第1番、またバレエ音楽《プロメテウスの創造物》序曲のオール・ベートーヴェン・プロで、トッパンホールの満員の聴衆から熱狂的に迎えられた。

 

 2021年の第2回も、ウンベルト・エーコから「知覚の衝撃」と評された交響曲第3番《英雄》をメインに据え、「...HIP奏法(Historical informed performance, 歴史的演奏習慣に基づく演奏)が定着し、スマートでスピーディーな演奏が数多く出現する中、HIP本来の前衛性に立ち返る演奏を、「前衛(アヴァン=ギャルド)」の名称を戴くこのオーケストラが聴かせてくれた...」(Mostly Classic・小宮正安氏)など高評を得た。

 また2020年のみなとみらいホール主催「革新の第九」でも「モダンとバロックどちらの様式にも順応するフレッシュな奏者が揃ったオケは十分な厚みがあり、機動力は抜群だ。そして渡辺祐介の指揮はフレーズを言い澱むことを是とせず、剛毅に全曲を邁進させてゆく」(さっぽろ劇場ジャーナル・平岡拓也氏)、「『交響曲第9番《合唱付》』も最新の校訂楽譜(ヘンレ社・新ベートーヴェン全集=ベアーテ・アンゲリカ・クラウス校訂=2020年)に拠りながら決して快速一辺倒ではなく、緩急を自在に動かし、人肌の温もりや身体運動能力まで取り込んだヒューマンなタッチの音楽に仕上げた」(池田卓夫氏)など絶賛を博す。

2021年には東京藝術大学および同大学演奏藝術センターの主催・企画で、藝大奏楽堂にて音楽劇《エグモント》を上演。序曲以外の劇中音楽も全て含め、演劇と共にオリジナル楽器にて上演する日本初の試みとなった。また2022年には演奏藝術センターの八反田弘教授および邦楽科の武田孝史教授の退任演奏会《ミサ・ソレムニス》公演にて、八反田教授のプロデュースのもと、武田教授の能舞とミサ・ソレムニスの、世界にも例を見ないコラボレーションが実現した。いずれの公演とも各方面から極めて高い評価を得ており、今後の活躍が非常に期待されている。


 

<沿革>

2014年 マヨラ・カナームス東京第1回演奏会。以降毎年同団との共演を重ねる。第2回よりオリジナル楽器を使用。
2018年 マヨラ・カナームス東京創立5周年を機に、オーケストラ特別公演「オリジナル楽器『名手たちの響宴』」を開催、好評を博す。
2019年 オール・ベートーヴェン・プログラムによる第1回演奏会を開催。クラウドファンディングを実施、達成率130%を越える。
     マヨラ・カナームス東京第6回演奏会にてハイドン「戦時のミサ」、ベートーヴェン「ミサ曲 ハ長調」を演奏。
2020年 マヨラ・カナームス東京第7回演奏会、横浜合唱協会第70回定期演奏会への出演協力。

     横浜みなとみらいホール主催公演「オリジナル楽器による第九」、室内楽公演「ベートーヴェン、交響曲前夜。」、
     ハーモニーホールふくい主催公演「ベートーヴェンの室内楽~楽聖が愛した響き~」に出演。
2021年 東京藝術大学演奏藝術センター企画 音楽劇《エグモント》、第2回演奏会、マヨラ・カナームス東京第8回定期演奏会に出演。
2022年 東京藝術大学演奏藝術センター企画 《ミサ・ソレムニス公演》に出演。

《L'orchestre ​d'avant-garde》オルケストル・アヴァン=ギャルド

音楽監督 渡辺祐介

常務理事 渡辺祐介、三宮正満、鶴田洋子、圓谷俊貴、山本徹

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ロゴデザイン 毛原大樹、チラシデザイン ​佐藤温志

写真 横溝昌一、越間有紀子  ​撮影編集 金井隆之、上條朗、越間有紀子